FP2級の試験が近くなったら

FP2級の学科試験は、60題を120分で解く試験です。
しかし「1問が2分で解ければいいんだよね?」と単純に考えてはいけません。
FP2級学科試験の問題の中には、簡単に解答できるものもあれば電卓をたたかなければ解答できないものもあります。
また得意科目だったら解答時間も短くて済むかもしれないが、苦手科目だと1問解くのに5分も7分もかかるかもしれません。
そして、苦手科目に時間をかけた結果、試験終了時刻がせまってきて、最後の方の問題が全部解けなかった・・・などということになっては、あまりにも惜しいのです。
だから、試験前に、時間配分のチェックをしておく必要があります。
それには、模擬試験をやってみるのが一番良いでしょう!
自宅で過去問を解くだけでもよい
とはいえ、「〇〇予備校第×回FP2級模擬試験」といったものに、必ずしも参加する必要はありません。
自宅で、過去問を1年分か2年分、時間をきっちり計りながら問題を解いてみるだけでよいのです。
過去問を解くときに大事なこと
このときに注意するのは、実物大のマークシートを準備することです。なぜなら、マークシートを塗るのには、意外に時間がかかるからです。
その他、下記のようなことに注意しながら、問題を解いてみましょう。
■わからない問題は飛ばして、まず自信のある問題だけを、最後までひと通り解くこと
■次に、「自信はないがおそらく大丈夫」な問題を解いていくこと
■全くわからない問題は、最後に解くこと
■マークミスにはくれぐれも注意。最後にマークシート全体を確認し、マークミスや塗り残しがないか確認する時間を、数分間は残すこと
以上、基本と言えば基本の試験テクニックではあるが、大事なことです。 くれぐれも時間には余裕を持たせながら、淡々と問題を解いてほしいと思います。
余裕があれば模擬試験に行ってみる
尚、資格学校などが主催している模擬試験だが、時間的余裕がある人は行って診るのもよいと思います。本試験に類似したシチュエーションも味わえるから、あがり症の人などは一度経験しておくのもよいかもしれません。
ただし、模擬試験に行くにはそれなりの時間もかかるので、本試験を控えて学習量が足りないと感じている人は、模擬試験に行くよりも自宅でじっくり学習をしていた方が結果が良いこともあるでしょう。