FP技能検定は、毎年3回(1級だけは2回)、全国の試験会場で行われています。
2・3級は一日がかり
例年、1月、5月、9月の日曜日に一日がかりで行われ、午前中が学科試験、午後が実技試験となっています。
1級の日程は・・
ただし1級だけは、1月と9月の年2回だけで、学科試験も午前中~午後にかけて行われます。もちろん間に休憩はあります。(午前中が基礎編、午後が応用編。)
そして1級の場合、この学科試験に合格すると、別の日程で実技試験が実施されます。
FP技能検定の出題形式は?
さて、FP技能検定の試験の出題について、お話ししましょう。
FP技能検定には、「学科」試験と「実技」試験があります。
3級:学科試験合格+実技試験合格=3級合格
2級:学科試験合格+実技試験合格=2級合格
1級:学科試験合格+実技試験合格=1級合格。
各級の出題は、こんな感じです。
3級 | 学科試験 60問(3択式及び○×式) |
実技試験 5問(事例問題) |
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2級 | 学科試験 60問(4択式) |
実技試験 5問(事例問題) |
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1級 | 学科試験 基礎編 50問(4択式) |
学科試験 応用編 5問(事例問題) |
実技試験 口頭試問(事例問題) |
FP1級の学科と実技
1級の学科試験は基礎と応用に分かれています。基礎編は一般的な択一式問題で、応用編は事例問題です。
1級だけが、学科試験を1日がかりで行い、その合格者にだけ、別途実技試験を実施することになっています。
FP1級の実技試験
この実技試験は口頭試問で、2問の事例問題が出されます。
口頭試問の面接室に入る前に15分程、問題を読む時間が与えられて、その後、2人の面接官から、その問題について口頭試問が実施される形式になっています。
この口頭試問の問題の難易度は、1級学科の応用編と同程度だが、いかんせん口頭試問なので、人によっては、緊張して余計なことをしゃべってしまったり、逆に全くしゃべれなくなってしまったりすることもあるようです。